満足感と安心した生活につなげる!!介護施設における食事ケアの考え方

満足感と安心した生活につなげる!!介護施設における食事ケアの考え方

楽しみを生み出す朝食時の支援

起床することにより一日がはじまりますが、介護施設では6時に起きる人もいれば、8時に起きる人もいて、自分にとって望ましい時間に起きて洗顔などを行い、それに応じて食事の時間も必然的に決まってくるものでしょう。食事の支度ができる人はパンを焼いたり、ごはんやみそ汁をよそおったりしながら、香りやにおいを感じ身体を動かしてもらうことで、覚醒につながり食欲も自然とわいてきますよ。食事の内容もご飯とみそ汁、パンと牛乳、牛乳でもあたたかい、冷たいなど様々ですし、特別食や嚥下困難食も介護施設では多いので個人の嗜好や体調にあわせた食のサポートが必要でしょう。

バラエティに富んだ昼食時のケア

昼食までの時間は人によって過ごし方が様々ですが、活動時には水分補給をさせましょう。楽しんだりコミュニケーションをとったりするなかで、好きな飲み物を補給させてあげるといいでしょう。昼食の準備に入るとコメを研いだり、野菜を切ったり、煮たり焼いたりなど人の動きや調理のにおいや音が食事の時間を連想させ、食欲がわいてきます。そうしたことは施設内の活気につながり、皆のエネルギーが結集して、それぞれの暮らしのリズムをつくり、豊かな時を生み出してくれますよ。昼食時には人との会話も弾みやすいですから、会話の内容がケアのヒントになることもあるので、耳を傾けることが大事です。また、家族面会があるときには、可能なら一緒に食事の準備をしてもらったり、自律の意識が生まれる食をそれぞれの専門職が協力して作り上げる意識も必要でしょう。

夕食は安心感をあたえ団らんの雰囲気で

昼食から夕食まではゆっくりとした時間が流れます。井戸端介護や昔話などのおしゃべりも盛んになりますので、好きな場所で好みのお茶やお菓子を楽しみながら活動できるようにサポートするといいでしょう。夕食が近づくにつれ、活動は緩やかになり、1日を終える食事環境が暮らしを作り出します。カーテンを閉めたり、照明をやわらかくしたり、食事では晩酌を準備してみたりと団らんの雰囲気をつくってみましょう。夕食前に寝間着に着替えて安心して食事がしたいという人もいますので、その人のスタイルに合わせてあげます、食事をおいしく感じるには、こうした環境も大きく左右するのですよ。

介護の派遣業務では、早番、遅番、夜勤などの変則勤務を行うことがあるので、体調管理を行い働くことが大切です。